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リフォームのきっかけは、このオレンジ色の壁面が元はトイレのドアでその正面に玄関ホールという事に始まる。またトイレの左隣は約5帖程度の子供部屋で男女のお子さんの個室確保の為に幾度も郊外マンションへの引っ越しを考えたようだ。
このオレンジ色の壁は元のトイレドアを左側へ持っていったことで玄関ホールにいいスペ−スが完成。左隣の5畳にあえて通路を確保し、トイレへの入り口、正面はお嬢さん、左の黄色扉は息子さんの部屋へと廊下を付ける。その分、玄関ホール側にあった収納を息子さん部屋に取り込みそれぞれ3畳程度の個室が2室できた。これまで二段ベッドが付けてあり開かずの窓に二つのデスクを付けて窓を開放すると目の前に東京タワーが現れ、快適なワークコーナーとなった。
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リフォームの案件は、トイレ扉位置と子供部屋のセパレートと考えていたが、実はきちんとしたワークステーションがない事がLDKを乱雑に、時には来客を拒む要因にもなっていた。手前のアール家具はLDからは中が見えない高さでPC、書類の片付けやアイロンもできる。また結婚初期のクラシカルな家具も壁面収納の一部に取り入れすっきりと収納量を増やす。
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狭かった5畳の子供室にあえて廊下を付けて、ライラック色の娘さん室へ黄色扉の息子さん室へ、手前はトイレ引戸の引き込み壁である。廊下や個室も狭いので建具は全て引手金物とし、蝶番も工夫をした。
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陽気な色合いが好きな息子さん部屋から入り口側を見る。エアコンは1台で兼用したいので間仕切り上部は解放し、丁度娘さん室の天井収納が息子さん室まで延びてくる。間仕切り壁も両側からは全て本棚などの収納とし、2つのベッドにも一部は衣類収納が被ってくるプランだ。しかし、2部屋とも大人用の大きさのベッドを入れ、その下部も無駄無く収納とした。左側デスクの向こうは東京タワーが臨める。 |
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娘さんの部屋のドア方向を見る。上部の棚の収納は、割と低い位置にあるので使いやすい上に空間に変化と面白さを与えています。
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玄関ホールからリビングへの通路部分にある壁面収納です。縦と横のスリットを入れてデザインと取っ手の両方の役割を果たしています。
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リビングにあるワークステーションです。コンピュータ関係がまとめられています。
囲まれているので、落ち着いて作業が出来ますし、ダイニング側からも見えないので、雰囲気が保たれます。
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引き出しをスライドさせると、アイロン台が収納されています。
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