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2003年円柱廻り患者説明カウンターの改修を行いました。
開設当時はフィルムデータによるご説明でしたがコンピュータ上での説明変化に伴いIT化導入。円形家具内に、キーボード、ファイル、患者カルテなどを収納しています。更にカウンター厚みも利用してステンレススライド扉を取付け写真撮影用補助器具などを収納しています。
2007年説明カウンターを手前に増設。患者さんへの説明カウンターが足りなくなった事と、鏡を見ながら器具の設置等の説明、また診療用ワゴンなどの収納場所として、増設しました。2003年の円形家具と同じく、どちらも木の柔らかさと間接照明、天井や壁の色使いで柔らかさを出していて、患者さんがゆったりと診療に臨めるようにしています。
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患者説明カウンターを通路側からみると、カーブした壁面の照明入りアルコーブには小さな花がアレンジメントされてありました。右側のFIX鏡は患者さんの身支度チェックに使用されたり、通路と受付カウンター廻りが明るくなりました。 |
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待合の中央に土壁を設置して裏表にTVモニターを埋め込む。適度に閉鎖することで落着き感が出ます。以前はぐるり、ソファをコの字に配置してありましたが、中央の土壁にモニターを埋込み、アニメや映画を流して待ち時間も楽しめるようしました。壁面の板パネルにはいろんなインフォメーションや、季節のカード、絵等が掛けられます。
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診療室の壁に落着いた赤を塗り、植物の絵を掛けて治療の緊張感をほぐす。以前の白い壁のへこみに赤い塗装をしただけで、奥行きが出て落着き感が出ました。
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機器の並ぶ滅菌コーナー。クリニック内の機器類消毒滅菌など最近は厳しく言われるようになりました。いろんな機能が集中する場所ですが、あえて収納場所に楽しさを用いて、メカニックな要素を隠しています。扉や抽出しなどを開けると、そ れぞれ寸法計算された消毒の為の機器や消毒剤が収納、またゴミBOX、掃除機も格納されています。 |
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構造の柱や梁も、色やグラフィックで工夫すると空間が楽しくなります。診察台に横になっていると天井のデザインなどは大変目につきます。天井を全て改修できないので、梁や天井のポイントを絞り、カラーでグラフィックデザインをしています。 |
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院長室から付帯の診察室を見る。リラックスした居間のような空間で診察が受けられるような工夫です。新患の方はいかにも院長先生の応接間を訪ねたように説明などが受けられます。診療用の機器は必要に応じてワゴンなどを引き出して使います。
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トレーニングルームと洗濯ユーティリティー。矯正器具を付けた当初は発声がうまく出来ないため、モニターを見ながら声の出し方を教わります。診療終了後はうしろの扉を開けてランドリーコーナーに使用します。
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医局内は書類やカルテ、PC作業などと機能が優先のエリアなので、色をリズミカルに使う。単色の中で長時間作業を続けているより少しヴィヴィッドカラーがあるほうが適度な緊張感と、リズムがあることによるリラックスにも繋がる。 |
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歯型等を制作するラボのカウンターは傷等に強い化粧板を使用し、作業棚にも色を使い、楽しい作業スペースにする。こちらのスタッフは石膏で患者の歯型を黙々と制作をしている。カウンター抽出しには石膏用のゴミ入れ、棚の高さも全て使用の道具類が納まるようにデザインしました。
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